髪の毛が伸びるメカニズム

髪の毛が伸びるメカニズム

髪の毛は、頭部を保護するために生えている体毛の一種で、平均本数は10万本程度と言われています。

なお、髪の毛が成長する基本的なメカニズムは、毛根の内部に存在している毛乳頭細胞からの発毛指令を受信した毛母細胞が分裂することにより、下から押し上げられるような形で伸びるという仕組みです。

ただし、未来永劫伸び続けるというわけではなく、男性であれば3年~5年、女性の場合は4年~6年で毛母細胞の活動は停滞します。

さらに、数週間程度経過すると毛母細胞の活動は完全に停止してしまい、全く髪の毛は伸びなくなります。

その後、毛母細胞の状態が正常であれば数ヶ月後に再び分裂が再開されますが、スムーズに移行しないケースもあります。

ちなみに、毛母細胞の活動がスムーズに移行しないことは、ヘアサイクルが乱れていると表現されており、薄毛が進行する根本的な原因です。

髪の毛が伸びやすいのは男性?女性?

髪の毛が伸びやすいのは男性?女性?

一般的に髪の毛は一ヶ月で平均して「1センチ」近く伸びると言われています。

髪の毛が伸びる要因としては女性ホルモンが関与しているので、男性と女性を比べてみると女性の方が髪の毛が伸びやすい傾向にあります。

女性の方が女性ホルモンの分泌量が圧倒的に多いからです。また、男女の違いだけでなく、年齢によっても髪の毛が伸びるスピードには違いがあります。

さらには、温かくて血行が良い夏場のほうが冬場よりも伸びやすいと言われています。

様々な理由で早く髪の毛を伸ばしたい人は、規則正しい生活を送り良質な睡眠時間を確保することや野菜を中心としたバランスの良い食事の摂取、血行を良くするための適度な運動などを心がけるとよいでしょう。

男女の髪の毛とホルモンの関係

男女の髪の毛とホルモンの関係

髭や胸毛、すね毛に太くて濃い毛が生えるのは、分泌される男性ホルモンの量が関係しています。

ところが髪の毛は女性ホルモンが関係しているため、女性の場合は全体的に薄くなることはあっても、男性のように生え際が後退したり、頭頂部の髪の毛がなくなってしまうような抜け方はしません。

女性ホルモンには髪の毛の成長を促す働きがあり、艶とコシのある丈夫な髪を育てる役割があります。

一方で男性ホルモンのテストステロンは皮脂の分泌を促進するため、頭皮の毛穴が詰まりやすくなり髪の毛が抜けやすい状態になってしまいます。

テストステロンが皮脂に存在する酵素と結びつくと、毛母細胞に悪影響を及ぼすDHTが誕生するため、丈夫できれいな髪の毛を育てるためには、ホルモンバランスを整えることが大事です。